皆様大変ご無沙汰をいたしました。
6月24日に、「イナンナの冥界下り」古代編・未来編をセルリアンタワー能楽堂で上演した後、
安田一座は、このプロジェクトとは別個の作品として、泉鏡花原作「天守物語」を、10月に金沢21世紀美術館で上演いたしました。
その後は、欧州公演のための準備などで……長らくのご無沙汰をお許しくださいませ。

さて、いよいよ、三年計画のこのプロジェクトの最終年度、最終目的である欧州公演の概要が決定いたしました。

「イナンナの冥界下り」欧州公演

高井啓介(監修、翻訳)
  ◆
安田登(女神イナンナ/能楽師ワキ方)
杉澤陽子(冥界の女王エレシュキガル/能楽師シテ方)
辻康介(エレシュキガルの声/イタリア古楽歌手)
Nadiah(大臣ニンシュブル/ダンサー)
玉川奈々福(ニンシュブルの声、語り/浪曲師)
奥津健太郎(冥界の門番ネティ/能楽師狂言方)
奥津健一郎(精霊クルガラ/子方)
笹目美煕(精霊ガラトゥル/子方)
  ◆
槻宅聡(能楽師笛方)
ヲノサトル(音楽家)リトアニアのみ
  ◆
大島淑夫(コロス)ほか

ロンドン公演:2月14日@
ロンドン大学(University of London)のSenate House内 Chancellor's Hall 19:00~
日本の伝統芸能についてのレクチャーと公演を行います。

リトアニア公演:2月16日@ヴィリニュス大学 開演時間未定
日本の伝統芸能についてのレクチャーと公演を行います。

主要メンバーは、12日に日本を発ち、ロンドン公演の翌日にはリトアニアに、ヴィリニュス公演終演後すぐ帰国という、ええええええ、欧州まで行って観光のひとつもできないのおおおおお(号泣)、というスケジュールでありますが、プロジェクト最終公演を、いい形で演じられるように、力を尽くす予定です。
詳細が詰まったら、随時またアップいたします。