イナンナの冥界下りプロジェクトのワークショップの二年目始まっております。

以前こちらでも告知していただきましたシュメール語のワークショップ、第一回目の日程が近づいてきました。

******記******

シュメール語で読む『イナンナの冥界下り』ver.2 第一回
講師 髙井啓介(たかいけいすけ)
参加希望・お問い合わせは→anisinin@gmail.comへ

日時:9月26日(月) 19:00~

基準受講料:2,000円(これは基準金額で実際にはお賽銭方式になります。お賽銭箱に2,000円を基準にしてお好きな金額をお入れください)
 
費用(初めての参加の回のみ):1
00円:初参加の方には油粘土とペンをお配りします。二年目だけど気分一新新しいのが欲しい!という方のためにも粘土とペンをまた用意してあります。 
 
会場東方学會2F会議室(東京都千代田区西神田2丁目4−1←神保町駅、水道橋駅、九段下駅から歩きます。たぶんどれも5分くらい。

二回目の10/24(月)も決まっています。その後は11/21, 12/19, 1/16, 2/13, 3/13の予定です。全部月曜日で三週間おきです。会場の予約が二ヶ月前までしかできないのですが、おそらくこのスケジュール通りに進むと思います。


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さて。
今年も『イナンナの冥界下り』の舞台をより深く味わうために
物語のなかからいろんなフレーズをシュメール語で読んでみます。

シュメール語は楔形文字で書かれていますが、
一つ一つの文字に意味があるところや、単語のなりたちとか、
文章の作り方とか、日本語にとても良く似ているので、
日本人にはとても親しみやすいことばです。

はじめての方は新しい驚きに出会いながら、
二年目の方も忘れていることを思い出しながら、
今年も楽しくシュメール語を味わってみましょう。

二年目は進化します。
今年はシュメール語やシュメール文化だけでなく、
そもそも西アジアの他の文化とか言葉とか
広く浅く(ひろくあさくです!)触れてみましょう。

ヒエログリフの解読とか、古いアルファベットの碑文の解読とか、
ルーン文字の解読とかポンペイの酒場のらくがきとか(←もはや西アジアではありませんが)
などなども、古代文字つながりで挑戦してみようと思います。

シュメール文明やメソポタミア美術に関するDVDを今年は見ようかと思ったり。
シリーズものにはしていないので、一回だけでも、途中からでも参加して
十分に楽しんでいただけます。

で、今年ももちろん文字を粘土に刻みます。
楔形文字を粘土に書いてみます。

あいうえ、から書き始めて、
自分の名前を、そして『イナンナの冥界下り』のフレーズを
いつのまにか上手に書けるようになります。
粘土とペンは初回にお配りします。二年目の方も新しくしましょう(ペンは慣れ親しんだものをお持ちいただいても結構です)。

というわけで、ことしも気楽に気軽に『イナンナ』とシュメール語、そして古代文明の素敵な世界を楽しんでいきましょう。
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会場にはだいたい25名ほど入れます。まだまだ定員募集中です。粘土とペンの準備がありますので、あらかじめメールでanisinin@gmail.comご出席の旨お知らせ頂ければ嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
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