いよいよ本格的な稽古にはいります、泉鏡花原作の「海神別荘」。

いったいどういう舞台なのか、想像していただきにくいかと思います。

お能を中心としながら、浪曲師、人形師など日本の伝統芸能、また、ダンサー、チェリストなども加わり、泉鏡花の幻想世界を、さまざまな芸能のコラボレーションで上演しようというものです。

お能はもともと、死者の魂をなぐさめる芸能であり、見えない世界を描くものです。
海の底の琅玕殿(ろうかんでん)を舞台にしたこの作品。リアルには再現不可能。
ゆえに、見えない世界を描くことに長けた能楽を軸に、芸尽くしで描いてみようという試みです。

海底のこの世ならぬものたちの世界。
誰かが何かを始めれば、それをたちまちに、遊びにしてしまう。
美女の輿入れを待ちかねている間に、歌ったり舞ったりの遊びが始まる。
能楽師狂言方の舞に、チェロやパーカッションがつき、笛が入り、三味線の音も、ダンスも、タップまで入ります。

そして、絶世の美女を演じるのは人形。
迎える公子は、能楽師。

今日の全体稽古で、少しずつ形になってきました。
自分で言うのもなんですが、面白いですよ、この舞台!!!
伝統芸能の、型の力の大きさを感じます。

3月5日(土)15 時より@亀戸駅前カメリアホールにて。チケットは、カメリアホールへ!03-5626-2121
海神小