『イナンナの冥界下り』第一回東京公演 決まりました!
2015年11月13日(金)
昼公演:14:30開演
夜公演:19:00開演 
ありがとうございます。公演は昼・夜ともに満席になりました。キャンセル待ちはお受けいたしております
※開場はともに45分前

会 場:セルリアンタワー能楽堂 場所はこちらで→セルリアンタワー能楽堂HP
料 金:5,000円(てんらい会員4,000円→てんらい会員について
     ※指定をご希望の方はプラス1,000円

お申込はこちらのページもご利用ください→こくちーず
お申込・お問い合わせはこちらにお願いいたします→event@inana.tokyo.jp
 
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紀元前三五〇〇年ごろに起こったといわれている、世界最古の都市文明と言われている古代メソポタミアのシュメール文明。そのシュメールの楔形文字で記された現存最古の神話のひとつ「イナンナの冥界下り」を、シュメール語を用いて、能楽を軸に上演する世界初の試みがイナンナプロジェクトです。
 
その東京公演が決まりました。第一回東京公演は能楽堂(セルリアンタワー能楽堂)です。

本プロジェクトはアーツカウンシル東京の助成を得て、2017年度に欧州公演を行うことが決まりました。シュメールの遺物を最も多く収蔵する、イギリスの大英博物館、フランスのルーブル美術館、加えてリトアニアでの公演を目指しています。

ジャンル、地域、言語、そして時間を超えた世界初のプロジェクトが始動しています。みなさまどうぞご参加ください。

<あらすじ>
ビジュアル版はこちらもどうぞ→テキトー版ですが… 
天と地を統治していた女神イナンナは、ある日冥界へと心を向ける。彼女は全てを捨て、代わりに七つの「メ(神力)」を身に付けて冥界へ向かう。

しかし冥界は「帰らざる国(行きて帰らぬ国)」。一度足を踏み入れたものは生きて帰ることはできない。イナンナは大臣ニンシュブルを呼び、「三日三晩、私が戻らなければ神々を訪れ、泣いて助けを求めよ」と命令し冥界に向かう。

冥界に到着したイナンナは冥界の門番ネティに取り次ぎを頼む。冥界の女王エレシュキガルはネティに命じる。「冥界の七つの門全てを閉じ、イナンナ自らに開けさせよ。そして、ひとつの門を通るごとにメを引き剥がすように」と。

イナンナは七つの門で七つのメと衣服を剥がされ、エレシュキガルと七人の裁判官の〔死の眼〕で   〔弱い肉〕となり、釘に吊り下げられる。するとその時、  なぜかエレシュキガルも病に倒れる。

三日三晩、イナンナは戻らず、ニンシュブルは約束通り神々に助けを求めたが、自分勝手に冥界に向かったイナンナに神々は冷たい。しかし、最後に訪ねた大神エンキは自分の爪からクルガラ、ガラトゥルという二体の精霊を作り、彼らに  「命の草」と「命の水」を与えた。
そして、エレシュキガルの元に行き、彼女の心を開いてイナンナの死体をもらい受け、「命の草」と「命の水」で生き返らせよと命じる。

その通りにした彼らの力で、エレシュキガルもイナンナもよみがえる。

チケットのお申込はこちらのページもご利用ください
→こくちーず
お申込・お問い合わせはこちらにお願いいたします→event@inana.tokyo.jp 

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イナンナプロジェクトは、平成27年度東京芸術文化創造発信助成(長期助成プログラム)の事業として、アーツカウンシル東京の助成を受けて実施いたします。再来年度の欧州公演を目指し、東京都での何度かの公演、各種ワークショップなどを繰り返しつつ、より完成された形を作り上げていきます。変容の過程もお楽しみください