イナンナの冥界下り

シュメール神話『イナンナの冥界下り』を上演するための雑感を書くブログです。

『海神別荘』への道(3)海神別荘寺子屋 第一回目02

『海神別荘』への道、今回も前回に引き続き、先日行われた「海神別荘寺子屋」の様子をお届けします。今回は、鏡花の人生なども東さんがお話くださっています。

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▼舞台にしてみたいという誘惑にかられる鏡花の作品

 ちなみに安田さんは、鏡花はどこから入っていらっしゃるんですか?

安田 実は鏡花そのものではなく、山岸凉子の漫画がきっかけなんです。

 おや、それはちょっと異色な入り方ですね。

安田 はい。あの頃、少女マンガに凝っていて。能を扱った花郁悠紀子さんの作品も好きで…。そうそう、花郁さんといえば『鏡花夢幻』という作品で、鏡花の作品を漫画化されていらっしゃる波津彬子さんは花郁さんの妹さんですよね。東さんともお親しい。

先ほど(前回)にもお話が出ましたが、鏡花の作品って読みにくいので、今回の出演者には、まずこの漫画を読むように勧めています(笑)。

鏡花夢幻

あ、話を戻しますと、最初に読んだ鏡花作品は「高野聖」が最初で、その次が「草迷宮」……。

 おお、いきなり怪奇幻想系の本丸に!

安田 「草迷宮」はちょっとびっくりしましたね。

 「草迷宮」は傑出してますよね。鏡花幻想文学の代表作。

安田 寺山修司が映画を作っていますでしょう。あれも衝撃でした。

 裸の女の子たちが輪になって手鞠をついてたりとかね。寺山世界との混淆が……。

安田 実は若い頃、能を始める前に鏡花の作品を能にしたいなと思って、能にしたことがあったんです。

 なんと! どの作品を?

安田 「龍潭譚」です。

 うわー、それは凄い!

「龍潭譚」は「高野聖」の原型になった初期作品で、神隠しを扱った夢幻的な物語です。

 躑躅が満開の山に遊びに来た男の子が、ハンミョウという美しい毒虫を夢中で追いかけているうちに、山奥へと迷い込んでしまう。そこは「九ツ谺」と呼ばれる魔処、隠れ里なんですが、そこには美しい女性がいて、男の子をひと晩、泊めてくれる……鏡花の小説の幻想世界には、たいてい美しい女性が出て来るのですが(笑)その最初期の好例です。

 実を云うと、私が最初に出逢った鏡花作品も、この「龍潭譚」でして、澁澤龍彦さんの『暗黒のメルヘン』というアンソロジーの巻頭に収められていたのを読んで、そこから怪奇幻想文学にハマったという、非常に想い出深い作品なのです。

 しかし、それを何でまた能にしようと?

安田 ええ、まだ能の実演を観てもいなかった頃なんですが、謡本は岩波の日本古典文学大系の『謡曲集』で読んでいたので……20代の前半の頃ですかね。

 まだ残ってますか、そのときの草稿?

安田 もうないと思います。当時は全部、原稿用紙に書きましたからね。引っ越すたびになくなります(笑)。

 ほんとかなあ。それは興味津々ですね。

安田 「龍潭譚」を読んだときね、すごく芝居にしたいと思ったんです。あの頃って寺山修司もいたし、唐十郎も元気だったし、つかこうへいなんかもいて、芝居がすごく元気だった時代で、僕も戯曲を書いてみたいと思ったんですが、僕には創作の能力はたぶんない。

 そのときに「龍潭譚」に出会って、芝居にしたいと思ったのですが、でも、あれを普通の芝居にしようとしたら、たぶん不可能なんじゃないか、普通の芝居にはたぶんならないと思って、能のような形式だったらなるんじゃないかと思った。40年程前の話ですからね、よく覚えていないのですが。

 まさにそれは、今日のテーマでもありますね。鏡花の作品って、なんだか無性に舞台にしてみたいという誘惑にかられるところがありますから。

▼鏡花について 
能との関連やら何やら

 では、本題に入っていく前に、鏡花がどんな人だったかということを簡単にまとめていきますと、生まれたのが明治6年(1873年)、石川県金沢市の出身です。いま金沢の下新町に泉鏡花記念館というのがありまして、その所在地がもともとの鏡花の生まれた場所です。ただし家は明治の大火事で焼けてしまい、その跡地に建てられた建物が改装されて、鏡花記念館になっています。

 鏡花の父親は彫金細工をやっていた職人さんなんですね。とても腕のいい職人さんだったそうなんですけど、そういう方にありがちな名人肌で、なかなか仕事をしない(笑)。そういう困ったお父さんだから、お家は非常に貧乏だったというね。だから、いわゆる普通にエリートコースで、旧制高校から帝国大学へみたいな進路は、その時点であきらめていたようです。

 一方、母親のすず(鈴)さんは、まさに能と関係が深い、葛野流の鼓の家に生まれた方で、江戸の実家(中田家)から嫁いで来た。叔父さんに、高名な能楽師の松本金太郎がいます。

安田 松本金太郎といったら、名人中の名人ですよね。明治期の大名人のひとりです。

  そういう人を鏡花は叔父さんにもっている。ですから鏡花は、職人気質を父親から受け継ぎ、母親から能や江戸文学の素養を──お母さんはお嫁入りに際して、草双紙や絵双紙の類を持っていらして、幼い鏡花はお母さんの絵双紙を絵本代わりに見ては、どんなことが書いてあるの? と母親に訊いては困らせたという、そういう逸話があります。
 
 ところが、鏡花がまだ10歳くらいの時、お母さんが29歳の若さで早世してしまうんですね。それが鏡花にとって大きなトラウマになり、彼の文学の核心に、常に美しく儚げな女性が登場するきっかけになったと言われております。

 鏡花は地元のミッションスクール英語を学び、『アラビアン・ナイト』やアプレイウスの『黄金のろば』などの海外文学にも親しんでいますが、同じ時期に尾崎紅葉の小説を読んで非常に感銘を受けて、ぜひこの先生に入門して自分も小説家を志したいと思ったんですね。

 それで明治23年に一念発起して上京します。普通は東京へ着くなり、先生の家へ押しかけると思うんですけど、鏡花は神楽坂にある紅葉宅の玄関先まで行ったんですけど、もう足が止まって震えてしまい、とうとう門を叩くことができず、どうしたかというと、同郷の知り合いを頼って居候をして、一年間の東京放浪生活を送ることになります。
 
 当時の書生とか医学生というのは、みんな貧乏暮らしが当たり前ですから、鏡花が転がり込んだ先の友達が家賃を踏み倒して逃げて、鏡花が人質にされて、ずっとそこに留まらせられたりとか、いろんな苦労をしたようです。

 で、ようやく一年後、たまたま紅葉と縁続きの男と知り合って、紹介状を書いてもらい、紅葉と対面して志を述べたところ、即座に入門を許されて、紅葉宅の玄関番をしながら、小説家修行をすることになります。どうやら紅葉は、鏡花がまだ故郷にいた時に送った手紙を記憶していたらしくて、鏡花の文才を見抜いていたフシがありますね。だからすんなり入門を許されたんじゃないかという感じがするんですけど。

 紅葉を中心とする作家たちのグループ硯友社は、当時の文壇の一大勢力でしたから、鏡花も期待の新進として、作品を発表するようになり、特に「夜行巡査」とか「外科室」といった作品で頭角を現していくんですね。
 ところが、尾崎紅葉は明治36年、35歳の若さで急逝してしまいます。紅葉が亡くなると、硯友社は一気に瓦解をしてしまい、同門の徳田秋声のように、新興勢力として台頭してきた自然主義文学に乗り換える人も出てくる。

 ちなみに鏡花と秋声は一時期、犬猿の仲で、秋声が「紅葉先生は甘いものが好きだったから若死にしたんだ」みたいなことをうっかり口を滑らせたら、鏡花が目の前の火鉢を飛び越えて殴りかかったという有名な逸話があるんですね。鏡花って、とても小柄な人なんですよ。体重も45キロくらい。それがぴょーんと火鉢を飛び越えて飛びかかったそうで(笑)。

 そうした中で鏡花は独立独歩といいますか、独自の妖美怪異な文学世界を、一種職人的な勤勉さで極めていきました。その意味では、紅葉は怪奇幻想系にはあまり理解がなかったので、早くに師を亡くしたことで、逆に鏡花独自の文学世界が自在に開花することになったともいえるかも知れませんね。

 本当にいろいろな作品を、なにしろ生まれたのが明治6年で亡くなったのが昭和14年ですから、明治・大正・昭和の三代を通じて、長短篇小説や戯曲、随筆などを書き継いだ。さすがに晩年は数は少なくなりますが、生涯を通じて、小説がおよそ300編小説以外も100編くらいは優にありますから、だいたい400編くらいの作品を遺してます。しかもその大半が、幻想と怪奇、おばけの世界を描いた作品なのですね。いま幻想文学と呼ばれるような分野で、おそらく最もハイレベルな作品を、長期間にわたって手がけた文豪の筆頭に挙げられる作家と言っていいと思います。

 自然主義など舶来の新しい文学を信奉する人たちから見たら、鏡花みたいに江戸時代の文学、草双紙的なものを自分の文学のベースにしていて、しかも書くことは、おばけの話ばかりという、そういう人は時代遅れとか迷信家とか、酷い言われようをされたわけですが、一方では、柳田國男とか夏目漱石とか永井荷風とか芥川龍之介とか、鏡花を敬愛する文豪たちも少なくなかった。そうした人たちの支えもあって、鏡花は頑として自分のポリシーを変えることなく生涯にわたってお化けの、特に美しさ妖しさをひたむきに追求し続けた、そういう作家でありますね。

 で、そのひとつのエッセンスというかね、最も高みに上ってるのが、一連の戯曲作品で、特に『海神別荘』それから皆さまもご存じの方多いと思いますけれど『天守物語』、それからやっぱり玉三郎が映画にしたことがある『夜叉ケ池』──この三大妖怪戯曲が、鏡花的な幻想のひとつの極みに位置づけられるんじゃないかなと思います。

安田 突然雑談なんですけれども。この間ある県に行って「『海神別荘』をやるんですよ」と言ったら、「『天守物語』もやってくれませんか」と言われて、別の依頼としてですね。しかも、お城の天守でやって欲しいということなのです。

『天守物語』は15年くらい前からずっとやりたかったんです。で、そうすると図書之助は誰かなと思ったときにですね、そのときイメージは、こちらの奥津さんだったんです。凛々しい若侍。でも、もう15年も経つし、むろん奥津さんでも全然いいのですが、ひょっとしたら奥津さんのお子さんもいいかなと……。

 もう少しだけ、成長を待って(笑)。

安田 そうそう。そうすると奥津さんは朱の盤坊とかね。すみません、雑談で。先週言われたもので、思い出してしまって……。

 でもいずれは、今回の『海神別荘』をスタートに、『天守物語』そして『夜叉ヶ池』と、安田登版鏡花戯曲が実現できたら、素晴らしいですねえ。

安田 大変なのは奥津さんで。

奥津 はい。いつも勉強してるという感じです。

安田 いま、鏡花戯曲というお話がありましたが、戯曲にはト書きがあって、普通ト書きというのは無視するのですが、鏡花の戯曲はト書きがすごく美しい。だから無視するにはあまりにもったいない。そこで、今回は泉鏡花役として東さんにご出演いただきます。で、東さんにト書きを全部読んでいただき、でも鏡花のト書きってすごく美しいからこそ、難しい。で、文字そのものも美しいので、こりゃあ背景にト書きを出そうと……。

 映写するんですよね。

安田 はい。そんなことを考えながら。

 最初は単に『海神別荘』の解説をしてくれと言われて、気安くお引き受けしたら、いつのまにか……なぜか最初の幕開けのところで小芝居を、玉川奈々福さんとなにやら小芝居をしろという展開に……。

安田 最初は解説していただくはずだったんですけど、解説していくうちになんとなく物語が始まった方が面白いかなと、そこで幕が開く。そうしたらもう芝居をしていただくしかない。で、役としては泉鏡花しかない。そこで芸者の役として登場する奈々福さんと絡むことになったんですね。

 及ばずながら、精一杯がんばりたいと思います。

<続く>
 
 『海神別荘』への道 010203
語りを考える(玉川奈々福)


▼『海神別荘』公演 ご予約の方法

日時:3月5日(土)14:30開場 15:00開演 
場所:亀戸・カメリアホール
(JR総武線で秋葉原から4駅8分「亀戸」駅下車 北口徒歩2分)

全席指定 予約5000円 当日5500円
※「てんらい会員」の方は1,000円引きになります。
「てんらい」の会については以下をご覧ください。

http://inanna.blog.jp/archives/1033520801.html 

ご予約の方法は3通りございます。

・カメリア・ホールに直接お申し込みいただく(てんらい割引はございませんのでご注意を!)
03-5626-2121 インターネット予約もございます。
http://www.kcf.or.jp/kameido/concert_detail_010500300307.html 

・てんらい事務局にご連絡いただく
てんらい会員の方は割引料金でご予約いただけますので、てんらい事務局、あるいは出演者の方にお申し込みくださいませ。
てんらい会員入場料:全席指定 予約4000円 当日4500円
event@inana.tokyo.jp
080-5520-1133(9時~20時)

・出演者にお申し込みいただく
チケットを扱っている出演者は、 東雅夫奥津健太郎玉川奈々福です。この3人に直接、お申し込みいただくこともできます(他に出演者にもお申し付けいただくことはできます)。

出演:安田登(能楽師ワキ方下掛宝生流)、槻宅聡(能楽師笛方森田流)、奥津健太郎(能楽師狂言方和泉流)、百鬼ゆめひな(人形師)、玉川奈々福(浪曲師)、蜜月稀葵(ダンサー)、新井光子(チェリスト)、東雅夫(作家) ほか

お待ち申し上げております。
 

2月のてんらいワークショップのお知らせ

『イナンナ』の日本デザインセンターでの公演は無事に終了いたしました。足をお運びくださった皆様、お力をお貸しくださった皆様、本当にありがとうございました。二月の公演は終了しましたが、まだまだ『イナンナプロジェクト』は続いていきます。まずはワークショップのご案内です。

直前に迫ったものもあります。どうぞそれぞれのワークショップのスケジュールをご確認くださいませ。


●発声ワークショップ(第7回 最終回)

《総仕上げ!全身の繋がりを考えながら、五つの母音、グレゴリオ聖歌、イナン ナ賛歌を歌います》
2月19日(金)  19:00-21:30
講師:香西克章
会場:三田フレンズ 地下1階 第2音楽室
   目黒区三田一丁目11番26号
     最寄り駅:目黒駅、恵比寿駅から徒歩10分
     電話番号:03-3791-7901
基準受講料:2,500円(ですが、基本お賽銭です)
予約:katsuaki-1963-g.gould@i.softbank.jp


●ダンスワークショップ(第7回)
《ダンサーが毎日やっている稽古を簡単バージョンで体験》
2月21日(日)  17:00-19:00
講師:蜜月稀葵
会場:銀座・カマレホウジュ
住所:中央区銀座一丁目23番4号
基準受講料:2,000円
予約:カマレホウジュ 080-7952-6709
camale.info@gmail.com


●シュメール語ワークショップ(第6回)
《クルガラ・ガラトゥルと一緒に踊る》
2月22日(月)  19:00-21:00
講師:高井啓介
会場:東方學會2F会議室
住所:千代田区西神田二丁目4-1
最寄駅:神保町
基準受講料:2,000円
予約:event@inana.tokyo.jpまで。(いつもとメールアドレスが違います!)


●能楽ワークショップ(第6回)
2月25日(木)19:00〜
講師:安田登
会場:三田フレンズ 地下1階 第2音楽室
   目黒区三田一丁目11番26号
     最寄り駅:目黒駅、恵比寿駅から徒歩10分
     電話番号:03-3791-7901
基準受講料:2,000円
予約:info@watowa.net


●浪曲ワークショップ(第6回)
2月29日(月)19:00-21:00
講師:玉川奈々福
会場:亀戸駅前カメリアプラザ6F和室
※満員御礼となりました
たくさんのご予約ありがとうございました。


ご連絡が遅くなって申し訳ございませんでした。

『海神別荘』への道(2)海神別荘寺子屋 第一回目01

「海神別荘寺子屋 第一回目01」

これから数回に分けて、2月1日(2016)に東江寺(広尾)さんで19時より行われた『海神別荘』寺子屋  第一回目の模様をお送りします。ちなみに次回は29日です。受講料はお賽銭。飛込みも歓迎ですが、テキストの用意もございますので、事前にメールをいただけると助かります。

info@watowa.net

▼お化けの専門家といえば東さん
 
海神別荘寺子屋01

安田 こんばんは。こちらは今日のゲスト、東雅夫さんです。

 よろしくお願いします。

安田 先般、東大の経済学部の学生が主体になって「大人の教養学部」という講座を開講しました。その監修を依頼されて、まずは第一期を「宗教と価値観」というテーマにしました。僕たちは外国に行くと「自分は何者なんだろう」という問いが突きつけられることがあります。その答えは個々人が考えるべきことなのですが、その自分を作っているさまざまなことを「宗教」という観点からみていこう、という講座です。

「宗教と価値観」というテーマにしたときに、最初に思い浮かんだのはもちろん「神道」「仏教」です。ところが、僕たちはお寺というと、たとえば「四諦八正道」などという仏教の教理というよりは、まずはお墓がイメージされて、さらには幽霊だとか人魂だとか、そんなものがイメージされます。実は日本人の宗教観の中心というのは、仏教的な深遠な教理や、神道の国学的な話ではなくて、お化けだったり妖怪だったり、そういう怪異現象なんじゃないかと思ったのです。

 ですから宗教観を考えるのに、神道、仏教だけでなく、やはり妖怪、怪異を入れるべきではないかということで、神道は神田明神の禰宜の清水祥彦さん、仏教は釈徹宗先生にお願いしたのですが、妖怪・怪異といえば、もうこれは日本広しといえども東さんしかいないんじゃないかと。いま日本でお化けを語らせたら、東さん。あ、水木しげる先生もいらっしゃいますが亡くなられてしまって…。

 いきなり、とんでもない方と較べないでくださいよ!(汗)

安田 東さんと水木先生の大きな違いは、水木先生は半分あっちの世界にいらっしゃった、東さんはわりとこっちの世界にいながら、あっちを語るという希有な方ですね。

 昨日たまたま水木先生のお別れ会が青山斎場でありました。なんと8千人くらいの参列者があったようです。葬儀委員長は荒俣宏さんで、京極夏彦さんが司会を務めて。ニュースでも流れていたので、ご覧になった方も多いかと思うんですけど、京極さんがデザインされた祭壇がユニークでね。中央に丸い輪があって、その中に水木さんの遺影が飾られている。この丸い輪は、この世とあちらの世界の境目で、水木さんはたまたま輪の向こう側にいらしてしまったけれども、ちっとも亡くなったという感覚は僕にはありません、と京極さんが開口一番おっしゃって。きっと、今この瞬間も向こう側から、こちらのことを見守っているに違いない、と。弔辞を読まれた皆さんも口々に、水木さんは、あの世へ引っ越しただけ、ちょっと旅行に出ただけ……とおっしゃっていました。まさに、そういうスタンスの方でしたよね。

安田 ちなみに「大人の教養学部」の一番最初は、いとうせいこうさんにお願いしまして、東さんの回は3月の2日です。ぜひどうぞ!

今日はもう一人のゲストにお越しいただきまして、こちら、お馴染みの奥津健太郎さんです。

奥津 こんばんは。

安田 奥津さんは能楽師の狂言方ですが、すごく昔からの知り合いという甘えで、僕が作る作品では、一番大変な部分を奥津さんにお願いしてしまいます。台詞も多いですね、いつもね。

奥津 はい。まあ、わりと。でもいろいろ御配慮もあるので、なんとかやっているという感じなんですけども(笑)。

安田 台詞も多いし、直前に変わるしね。直前って、どのくらいで変わるかというと、本番の30分前に変えることがありますよね。

奥津 あの、前、始まってから変わったことが(笑)。

安田 そういうこともありました。

▼鏡花のまずは一冊

安田 で、今日は前半は、鏡花の話を。

 今日は、3月5日に亀戸のカメリアホールで公演をする『海神別荘』にちなんだ寺子屋ということで。とはいえ、いきなり『海神別荘』の話をするのも唐突かなと思いますし、29日の寺子屋でもお話をさせていただく予定なので、今回は『海神別荘』の作者である泉鏡花という作家のことを──どんな人で、どんなものを書いていたのか、ということを、前半でお話ししたいなと思っています。

 最初に皆さんにお伺いしますが、泉鏡花の作品──まあ、いろいろありまして、初期の例えば「夜行巡査」とか「外科室」という深刻小説と呼ばれた出世作から、「高野聖」であるとか、あるいは「草迷宮」「春昼」といった怪奇幻想を極める名作群。晩年にも「歌行燈」のように能とも大変に関わりの深い作品があったり、いろんな作品があるんですが、つらつら思い返してみていただいて、鏡花作品を何作くらいお読みになったことがあるかを訊いてみたいと思います。
 
 例えば10作以上、読んでるよという方、手を挙げていただけますか?

 おお、はい、わかりました。ということは、皆さん10作以下ということでよろしいですね(笑)。

 5作から10作くらいは読んだよという方、ああ、はい。……ということは、皆さん1作から4作ぐらいだったら読んだことあるよという方、手を挙げてみてください。

 はい、ちょっとホッとしました。一度も読んだことのない方も、いらっしゃいますね。いや、それが今では普通で
す……。

安田 読み通せなかったという人も……。

 そう、そのパターンが多いでしょうね。

鏡花の文章というのは、『海神別荘』もト書きの部分がそうですけれども、江戸文学の素養がとても豊富にあった人なので、当時としても相当に古風な、しかも絢爛華麗なレトリックなんですね。華麗すぎて何を言ってるのか時々よくわからなくなるというくらい(笑)。

それは専門家の先生方でもそうで、ここはどういう意味なんだろうね、と研究会でも問題になったりするくらい。ですから、この種の文章を読み慣れていない方が、いざ鏡花作品に手を付けたはいいけれども、なかなか読み通せないのも無理からぬことだと思います。

 とはいえ、決してそういう作品ばかりではありませんし、会話の多い作品、特に戯曲はね、『天守物語』もそうですし、『海神別荘』『夜叉ケ池』もそうなんですけど、実に流麗で格調高い名調子、美しい日本語がずっと連なっていくという傑作が、いくつもあります。坂東玉三郎さん主演の舞台でも、おなじみですね。

安田 映画にもなっていますしね。ところで突然お聞きしていいですか? 読み通せなかった方のために、これだったら大丈夫そうだという作品を挙げていただけますか。

 うーん。宣伝みたいで気がひけるんですけれども、私が平凡社ライブラリーから編纂刊行したおばけずき 鏡花怪異小品集というアンソロジーがありまして、これの編纂動機のひとつは、今まさに安田さんがおっしゃったように、鏡花を読み通せないという方に向けて、比較的とっつきやすい作品を集めて提供しようということでした。

それで小品とか随筆、談話など、短いもので、しかも怪しいお話を集成してみたわけですね。いずれも鏡花にしてはわかりやすく、普通の言葉というのも変ですけども、わりと肩の力を抜いた感じで書いたり語ったりしている作品が多いので、鏡花世界入門には手頃ではないかと思います。

_AA160_
おばけずき 鏡花怪異小品集』(平凡社ライブラリー:泉 鏡花、 東 雅夫)
 
安田 これ一冊読めると、さっきの10から15の中に突然入れるということに……。

 そうです!(笑)

<続く>

『海神別荘』への道 0102→03(未)
語りを考える(玉川奈々福)


▼『海神別荘』公演 ご予約の方法

日時:3月5日(土)14:30開場 15:00開演 
場所:亀戸・カメリアホール
(JR総武線で秋葉原から4駅8分「亀戸」駅下車 北口徒歩2分)

全席指定 予約5000円 当日5500円
※「てんらい会員」の方は1,000円引きになります。
「てんらい」の会については以下をご覧ください。

http://inanna.blog.jp/archives/1033520801.html 

ご予約の方法は3通りございます。

・カメリア・ホールに直接お申し込みいただく(てんらい割引はございませんのでご注意を!)
03-5626-2121 インターネット予約もございます。
http://www.kcf.or.jp/kameido/concert_detail_010500300307.html 

・てんらい事務局にご連絡いただく
てんらい会員の方は割引料金でご予約いただけますので、てんらい事務局、あるいは出演者の方にお申し込みくださいませ。
てんらい会員入場料:全席指定 予約4000円 当日4500円
event@inana.tokyo.jp
080-5520-1133(9時~20時)

・出演者にお申し込みいただく
チケットを扱っている出演者は、 東雅夫奥津健太郎玉川奈々福です。この3人に直接、お申し込みいただくこともできます(他に出演者にもお申し付けいただくことはできます)。

出演:安田登(能楽師ワキ方下掛宝生流)、槻宅聡(能楽師笛方森田流)、奥津健太郎(能楽師狂言方和泉流)、百鬼ゆめひな(人形師)、玉川奈々福(浪曲師)、蜜月稀葵(ダンサー)、新井光子(チェリスト)、東雅夫(作家) ほか

お待ち申し上げております。
 

『海神別荘』への道(1)

yasuda
(安田登)
今日はこれから『イナンナの冥界下り』の日本デザインセンター公演なのですが、これから何度かに分けて『海神別荘』について書いていきます。

海神小

本年、3月5日(土)にカメリア・ホール(亀戸)で上演する泉鏡花の『海神(かいじん)別荘』。泉鏡花戯曲の最高傑作をうたわれながらも、その生前には一度も上演されなかったこの作品を、能・狂言を中心に、人形、浪曲、ダンスなどで料理してお届けいたします。

この作品を上演したい!と思ったのは、「3.11」の日でした。このことに関しては長くなりますので、また別の機会にお話しますね。

▼『海神別荘』の上演を躊躇させる理由

さて、泉鏡花の最高傑作とうたわれながらも『海神別荘』が鏡花の生前には上演されなかったというのは、上演が難しいからです。ただ、上演するだけなら誰でもできます。でも、戯曲を読んだ演出家や役者は「これは上演しても面白くはならないんじゃないか」と思ってしまうのです。

これってマラルメが『半獣神の午後』を上演台本として書いたのに、結局はどこも上演させてくれなかったのに似ていますね。そうなんです。マラルメの『半獣神』と鏡花の『海神別荘』には、共通点があるのです(これも後日)。

で、まずは何がこの作品の上演を躊躇させるのかを考えてみました。

(1)何も起こらない
演劇やドラマの基本構造は「男がいて、女がいて、そのふたりの間に葛藤が起き、最後にそれが解決して大団円を迎える(男・女でなくても可)」だといわれています。

ところがマラルメも鏡花も、何も起こりません。小事件は起こります。でも、それは葛藤にはならず、だから大団円もなく、見終わったあとの「ああ、よかった」というカタルシスにもつながらないのです。

こりゃあ、「上演してもつまらないかも」と思うのももっともですね。 

(2)登場人物に感情移入ができない
私たちは演劇やドラマを見ると、登場人物の誰か(多くは主人公)に感情移入をします。だからこそ、葛藤ではドキドキするし、大団円ではスッとします。

が、『海神別荘』の登場人物は、海底の宮殿に住む非・人間。やっと現れた人間(美女)ですら人身御供にされているので、もう死んでいます。

誰にも感情移入ができないのです。鏡花はとことん観客を突き放しています(笑)。

(3)彼岸から語る物語
当たり前の話ですが、ふつうの物語は「この世」のお話です。あの世のことを物語る、怪談や幻想文学も、だいたいが「この世」から「あの世」を描きます。

ところが『海神別荘』は、あの世からこの世を語っているのです。これは珍しいし、まあ、そりゃあ感情移入なんてできないだろうね、って感じなのです。

▼なら「芸尽くし」で

この3つの理由。

(1)何も起こらない、(2)登場人物に感情移入ができない、(3)彼岸から語る物語
 
…って、確かに上演が難しいのはわかりますね。

でも、待てよ、これってどこかで…

そうなのです。これは「能」と同じなのです(我田引水ですみません)。

劇作家のポール・クローデルは能を評して「劇、それは何事かの到来であり、能、それは何者かの到来である」 と書きました。

おお!ならば「能」の手法を使えば、料理できるんじゃないか!と気づいたのです。

でも、「能って、あの退屈なやつでしょ」と思う方もいらっしゃるでしょう。いえ、いえ。静かで、内面に入っていくものだけが能ではありません。さまざまな「芸」を見せる、「芸尽くしの能」というのもあるのです。

で、ひょっとしたら『海神別荘』も「芸尽くし」で上演できるのでは、と思って台本を読み直してみたら、鏡花先生、「芸尽くし」の要素を台本の中にちゃんといくつも入れてくださっておりました。

▼「芸尽くし」の例をご紹介

さて、『海神別荘』の中の「芸尽くし」ですが、たとえば!

海神の公子は、人身御供としてもらい受けた美女の父親に「身の代」を送るのですが、その一覧表を読むところ。これはリズムに合わせて読み、さらにはそれが面白くなって思わず舞を舞いたくなってしまうような書き方がされています。

今回の上演では「沖の僧都(海坊主)」が舞を舞い、童子がタップを踏みます。

真鯛大小 八千枚
鰤(ぶり)、鮪(まぐろ)ともに二万疋(びき)。
鰹、真那鰹(まながつお)各(おのおの)一万本。
大比目魚(おおひらめ) 五千枚。
鱚(きす)、魴鮄(ほうぼう)、
鯒(こち)、鰷身魚(あいなめ)、
目張魚(めばる)、藻魚(もうお)、合せて七百籠(かご)
…(続く)

また、部屋を双六盤に見立てて、人間将棋のように侍女たちが東海道五十三次の「人間双六」をするところがあります。この遊びも侍女と童子で「芸尽くし」として上演しますが、浪曲師の玉川奈々福さんと童子によって三味線を弾きながらの「東海道五十三次の歌」が歌われます。

都路(みやこじ)は
五十路(いそじ)あまりの三(み)つの宿、
時得て咲くや江戸の花、
浪静(しずか)なる品川や、
やがて越来(こえく)る川崎の、
軒端ならぶる神奈川は、
早や程ヶ谷に程もなく、
暮れて戸塚に宿るらむ。
紫匂う藤沢の、
野面(のおも)に続く平塚も、
もとのあわれは大磯か。
蛙(かわず)鳴くなる小田原は…

このほかにも「鮫に襲われる侍女のあ~れ~」とか「美女、大蛇に大変身」などなどたくさんあるのです。そんなわけで能の「芸尽くし」として上演する予定の『海神別荘』、どうぞご覧いただければと存じます。

(続く)次回は東雅夫さんをゲストに先日行われた『海神別荘』寺子屋の様子をお知らせいたします。(次回の『海神別荘』寺子屋は2月29日:月曜日です)

 ▼ご予約の方法

3月5日(土)14:30開場 15:00開演 
場所:亀戸・カメリアホール(JR総武線で秋葉原から4駅8分「亀戸」駅下車 北口徒歩2分)

全席指定 予約5000円 当日5500円
※「てんらい会員」の方は1,000円引きになります。
「てんらい」の会については以下をご覧ください。
http://inanna.blog.jp/archives/1033520801.html 

ご予約の方法は3通りございます。

・カメリア・ホールに直接お申し込みいただく(てんらい割引はございませんのでご注意を!)
03-5626-2121 インターネット予約もございます。
http://www.kcf.or.jp/kameido/concert_detail_010500300307.html 

・てんらい事務局にご連絡いただく
てんらい会員の方は割引料金でご予約いただけますので、てんらい事務局、あるいは出演者の方にお申し込みくださいませ。
てんらい会員入場料:全席指定 予約4000円 当日4500円
event@inana.tokyo.jp
080-5520-1133(9時~20時)

・出演者にお申し込みいただく
チケットを扱っている出演者は、 東雅夫奥津健太郎玉川奈々福です。この3人に直接、お申し込みいただくこともできます(他に出演者にもお申し付けいただくことはできます)。

出演:安田登(能楽師ワキ方下掛宝生流)、槻宅聡(能楽師笛方森田流)、奥津健太郎(能楽師狂言方和泉流)、百鬼ゆめひな(人形師)、玉川奈々福(浪曲師)、蜜月稀葵(ダンサー)、新井光子(チェリスト)、東雅夫(作家) ほか

お待ち申し上げております。 

「語り」を考える。(玉川奈々福)

富士ゼロックス発行の雑誌「グラフィケーション」に、玉川奈々福のロングインタビューが掲載されました。
タブレットの場合は、 http://www.fujixerox.co.jp/…/graphicati…/current_number.html … に、
パソコン、スマホの場合は https://graphication2.s3.amazonaws.com/html/002/index.html… … で
ダウンロードして下さい。

「グラフィケーション」今号の特集は「『語り』を考える」。冒頭の、歌舞伎研究家・渡辺保先生の「語り」論考が、安田先生がいつも、「道行は日本にしかない」とおっしゃっていることの理由を語っておられ、また語り芸の由来について、私がつねづね思っていたこととも重なり、大変面白いです。

ぜひ読んでいただきたく、こちらに書かせていただきました。

てんらいWS発声 第七回(最終回)(香西克章)

身体の理解が深まり、声の解放、声量……
目を見張る成果があがっております。

さて、いよいよ最終回第7回となりました、初めての方もどうぞお越しください。

2/19(金)19:00~21:30 三田フレンズ 地下1階 第2音楽室
参加費は2500円(ですが、基本おさいせんです!)

第1回から体を知る、頭部 、首、体幹腕、脚をとり上げ、体全体のつながりから声がやってくることを学びました。 第7回は、総仕上げ!全身の繋がりを考えながら、五つの母音、グレゴリオ聖歌、イナンナ賛歌を歌います。

「海神別荘」の稽古始まる!

いよいよ本格的な稽古にはいります、泉鏡花原作の「海神別荘」。

いったいどういう舞台なのか、想像していただきにくいかと思います。

お能を中心としながら、浪曲師、人形師など日本の伝統芸能、また、ダンサー、チェリストなども加わり、泉鏡花の幻想世界を、さまざまな芸能のコラボレーションで上演しようというものです。

お能はもともと、死者の魂をなぐさめる芸能であり、見えない世界を描くものです。
海の底の琅玕殿(ろうかんでん)を舞台にしたこの作品。リアルには再現不可能。
ゆえに、見えない世界を描くことに長けた能楽を軸に、芸尽くしで描いてみようという試みです。

海底のこの世ならぬものたちの世界。
誰かが何かを始めれば、それをたちまちに、遊びにしてしまう。
美女の輿入れを待ちかねている間に、歌ったり舞ったりの遊びが始まる。
能楽師狂言方の舞に、チェロやパーカッションがつき、笛が入り、三味線の音も、ダンスも、タップまで入ります。

そして、絶世の美女を演じるのは人形。
迎える公子は、能楽師。

今日の全体稽古で、少しずつ形になってきました。
自分で言うのもなんですが、面白いですよ、この舞台!!!
伝統芸能の、型の力の大きさを感じます。

3月5日(土)15 時より@亀戸駅前カメリアホールにて。チケットは、カメリアホールへ!03-5626-2121
海神小

2月の『イナンナの冥界下り』東京公演

2月の『イナンナの冥界下り』東京公演は、2月16日に銀座の日本デザインセンター(13階POLYLOGUE)で開催されます。

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ブログやメルマガなどではお知らせしましたが、安田や奈々福のTwitterなどではほとんどお知らせをしませんでした。すみません。

実は会場のセッティングなどを考えてみたところ客席が100席ほどしか取れない ことがわかり、あまりお知らせをしないことになったのです。

おかげさまで現時点で満席になっております。

次の公演は4月と10月を予定しております。詳細が決まりましたら、お知らせをいたします。ぜひ、お出ましください。 

ダンスワークショップ 第六回ご報告(蜜月稀葵)

身体のパーツを動かす part2 
 ~ベリーダンスのテクニックを使って~ 

厳しい寒さと雪予報の中お越しくださいまして本当にありがとうございました。
心から御礼申し上げます。


さて、今回も動きまくりました!
前回に引き続きの”骨盤”と”肩”です。

○体操(飛龍会メソッドも含めて)
・四つん這いからの丸めるそる動き
・↑の動きを背中に人を乗せてのトレーニング
・大転子
・肩と肩甲骨を肋骨からひきはなす
・背中で匍匐前進
・蹴り

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○ベリーダンステクニック
・今回もひたすら骨盤。とくに大転子を動かしていきました。
・腕と一緒に大転子を動かす


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ワークショップは以後も続くそうですので、内容を考え直したいと思います。
身体の使い方をベースに進めていこうかなと思います!
 

次回、第七回は、
2016年2月21日(日)17:00~19:00

場所
カマレホウジュ
中央区銀座1-23-4明松ビル201 


ご予約
camale.info@gmail.com
080-7952-6709


お待ちしております!

てんらいWS シュメール語 第五回 (髙井啓介) のお知らせ

1月のシュメール語ワークショップのお知らせです。今回もお知らせするのが遅くなってしまい申し訳ございません。

●シュメール語ワークショップ(第5回)
1月25日(月)  19:00-21:00
講師:高井啓介
第五回:エレシュキガルと一緒に怒る
会場:東方學會2F会議室
住所:千代田区西神田二丁目4-1
最寄駅:神保町 
基準受講料:2,000円
予約:info@watowa.net 

今月の主人公は冥界の女王エレシュキガルです。
いつもの通りエレシュキガルの人物像に迫るところからはじめます。
そして粘土板に文字を書きます。先月からは楔形文字テキストの解読も始めました。
さらに『イナンナの冥界下り』の物語について楽しく多方面から考えて参りましょう。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。